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奥多摩デビュー

  • 執筆者の写真: dolphinrocket
    dolphinrocket
  • 2018年3月6日
  • 読了時間: 4分

奥多摩デビューした。

3月になって各地で渓流釣りが解禁。自分はといえば、関東に戻ってきてからなかなか渓流に通う機会が無くて、地道に色々調べていた。ネットとかだと奥多摩あたり、東京なのに渓相がよさそうで、いいんじゃないか? と、興味が湧いて。

で、さっそく竿を出しに行ったんだけど、色々と面白かった。

都内にありながらの清流。

例えば青梅あたり、まわりは街の雰囲気なのに川が綺麗。まわりも山に囲まれていて、東京という感じではない。

山に入ればそれなりに険しい渓流もあって、本気で攻めれば奥は深そうだ。

場所によってはイワナも釣れるみたいだし。まあ、放流してるんだろうけど、和歌山にはいない魚なので、釣れたら嬉しいだろうに。

ということで、解禁日の翌日に行ってみた。

最初は全く場所の雰囲気もわからなかったので竿もどんなサイズにすればわからず、結局、普段渓流で使っているStream Twitcherと1500番リールの組み合わせで。川へ降りる。

多摩川デビューの最初の地は寒山寺前。駐車場、無料だし。

全体の雰囲気はこんな感じ。

山に囲まれてなんだか落ち着く。見上げると両脇には道路があって文化的な施設も見えるわけで、まったく人の手の入らない孤立無援な大自然の中で釣るという感じではない。でも、落ち着く。近くにトイレやコンビニがあるのって、なんだかんだ言って安心なのかもしれない。

で、早速釣れた一匹目。

実は初ヤマメ。

足元で止めたルアーにヒット。なんとも行儀の良い食い方だった。

それにしても、見るからに養殖で顔色が悪い(せっかく釣れてくれたのにゴメン!)。

でも、釣れるとやっぱり嬉しいし、川が快く出迎えてくれたようで気持ち良い。

ここは少々釣り上がったんだけど、思っていたよりちゃんとしたフィールドでポイントもしっかりしてて楽しかった。久々に楽しいじゃないか。

途中、ダウンストリームにルアーを流していると岩陰からでかいのがシュッ! と現れてヒット。

しかし数回ローリングされてフックアウト。

多分だけど、尺サイズはあったと思う。ヤマメかレインボーか微妙だったけど、岩陰からの登場の仕方は居着きのヤマメっぽかった。

久々の感触を味わえた上にそれなりの魚の存在を知ってテンション上々で昼飯。

で、以前から調べていた支流へと向かう。

ここはそれなりに渓流っぽい様相。

初めてでわからないものだから、車を走らせ適当に入った川は渓相的には好きなタイプたけど、釣るには難しい川幅の狭いポイントが続く。

おお。Stream Twitcher 6.2ftが長すぎる。でも、ポツポツと雨が降ってきて、ポイント選んでる暇なし! と、チャレンジ開始。

これが吉と出た。

釣り上がって早々にある堰堤でいきなりイワナをゲット!

堰堤の落とし込み付近をひと流ししたら一発目で現れた。

ルアーはリュウキ50Sのアカキン。ここでもアカキン無双だ。

25センチ程度だけど、なかなか良い魚体ではないか。

和歌山にはアマゴはいるけどイワナはいない。一度、奈良の川でちっちゃいイワナを釣ったのが最初で最後だった。

なので、これは嬉しい。チョー嬉しい。

多分、管理釣り場から逃げ出した魚だと思うけど、この際、養殖だろうと放流だろうと良いと思う。

イワナをゲットしたらもう、奥多摩、通う価値ありだねーと決定してしまい、今年は通うことになるだろうな、と確信。年券買っといてよかった。

で、あとは支流の別ルートを少々探り、ここもまた良い渓相ということがわかって満足。雨が降っててまた、雰囲気が良かったせいもありで。

少し倒木があったほうが雰囲気は良いと思う。

最後に本流との合流地点のキャンプ場近くで地元の人らしきおっちゃんに釣り場を譲ってもらって釣ったヤマメの顔も拝めて今日の釣りは終了。

奥多摩は東京にいながらにして味わえる渓流釣りのスポットとしてはなかなか良いと思う。

和歌山でしか経験してないけど、あの本格的な渓流とほぼ変わらないフィールド感で遊べるのが良い。あとはどれくらい人が入り込んでるのか、と、魚の質だとは思うけど。

しかし、イワナは反則だよなぁ。東京だぜーここは。

着実に春は近づいて来ているし。

んー。やっぱりトラウト、面白い。

次回はも少し山側の渓流を探ってみたいと思っている。

あ、短めのロッドも買わなきゃ。

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