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利根マスの初物は○○だった!

  • 執筆者の写真: dolphinrocket
    dolphinrocket
  • 2018年5月11日
  • 読了時間: 3分

ちょこちょこと通っていた利根マス釣り。

待望の初物が出たんだけど、利根マスの初物は○○だった!

ということで、一部始終を日記風にまとめてみた。

5月11日(金)晴れ。北西の風やや強く、のち南の風。

GWも明け、前日の雨で増水、気温低めからの上昇。ノボリを釣る環境は整った!

と、思い、5月11日に利根大堰へ。

ちなみに、去年初めて利根マスを釣り上げたのは5月10日だった。なんか縁起が良いタイミングだと思う。

利根大堰に朝5時ごろ到着。

水量はやや多め。少々濁りがあるけど、フツーに釣りはできる。

雰囲気的にはとても良い。

で、ヤマメ系ナチュラルカラーのルアーを1投目、いきなりガツン! とアタリ。

ジャンプする魚体。

・・・でも、マスじゃない。コイでもない。利根川GT? かと思ったけど、ジャンプの仕方とかエラの大きさとかからすると、シーバスかと思われる。

60センチ以上はありそうだ・・・。

数分、格闘するも、あっけなくフックアウト。

アングラーによってはこのシーバスを狙いに来る人もいるらしい。そう考えるとランディングして正体を知っておきたかった!

でも、なんとなく魚の活性は高そうだ。

その後すぐ、ニゴイのスレがかり。

ニゴイさん、さりげなく大きいと思うんだけど……45センチはありそう。

でも北西の風が徐々に強まり、寒い寒い。

3枚着込んでいたけど、風が強くて寒いし水温は低くて足から冷えてくる。

多分、10度以下の中、キャストを続けるけど、生命反応は途絶えた。

でも、なぜか11時をこえる頃には気温はぐんぐん上がって、ポカポカ陽気。

体が変になりそう。

予報では30度まで行きそう、ということだったけど、そこまでは上がってないと思う。

なんだかんだ言って、結構涼しく過ごしやすい感じで正午を迎える。

今日は5月11日。金曜日。平日のお昼。

アングラー達もぱらぱらと釣り座を離れて、気づくと、周りには誰もいない。

最盛期に入ろうという利根大堰で、まわりに誰もいない、というのはかなりレアな状態だ。

まあ、真昼間だし、ピーカンだし、釣れる気もしない・・・。

と、朝からずっとやっていた場所から、思い切って下流へ遠投。

風がいつのまにか南寄りの風に変わっていてルアーがよく飛んだ。

で、そこから、コツコツと巻き取っていると、ガツン、と来た。

「ん?」

なんか来た。ドラグがガンガン出てゆく。

スレっぽい。

朝イチでシーバスっぽいのを掛けていたので、またかな、と思う。

そして、真昼間に魚が掛かるなんて、これまたレアな感じだなぁ、と思う。

で、ふと、1年前のことを思い出す。

最初に利根マスを釣った時、利根大堰前が混雑していたから、下流のテトラ部の一番端っこに行って竿をだして、なんとなくスプーンを巻いていたらガツン、と来たっけか。外道はニゴイが多いと聞いていたので、ニゴイがキターとか思っていたら利根マスだったんだ。

そんな、過去の思い出が蘇って、ふと現実に戻る。

何が掛かってるんだろう?

ニゴイとGTで鍛えたドラグ操作を駆使して引き寄せると、水面に魚体がうねる。

「あれ?」

スレがかりなので尾びれがまず見える。そして、ピンク色の腹ビレとツマグロな背びれがピン! と立っているのが見える。

さらに、太陽の光に照らされた銀ピカボディがキラリ。

すかさず、ネットイン!

「利根マス、さん?」

びっくりの展開。

そう、それは間違いなく、利根マス。

・・・今年の利根マスの初物は、スレ掛りだったとさ。

ちょっと小柄で引き締まった感じの44センチ。

でも、今年初めて利根マスに会えて、嬉しかった!

こういう魚との出会いって、不思議だな、と思う。

昼ごはんを食べたかったので、とりあえずあと1投したら弁当にしよう、と数回自分の中で葛藤があったので、この1投をしないで引き上げていた可能性もあるわけで。

しかも、たまたま風に乗っていい場所にルアーが飛んだっていうのも運だよなぁ。

何か運命的なものを感じる1本なのであった。

動画はこちらから。それにしても、よくランディングできたなぁ、としみじみ思うのであった。

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