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猛暑は終わらない。久々の尺上アマゴ

  • 執筆者の写真: dolphinrocket
    dolphinrocket
  • 2016年8月20日
  • 読了時間: 4分

8月の南紀は暑すぎて外に出るのもへこたれてしまう。 魚の活性も低すぎてまったく釣れない日々。 たまに釣れるのはちびアマゴ、それも釣ってて申し訳なる位小さくて、ほんとスマン!

去年の夏も暑かったけど、今年は特別暑い。

8月に入ってからほとんど雨らしい雨は降ってないし。こんな時は川に行ってもまったく反応が無くて虚しい気持ちで帰えることになるので、最初っから諦めて海に遊びに行ったりして。

それにしても状況があまりにも変わらないので、実際どんな感じかなぁ、と渓流に出向いてみた。

その日は平地からは分からなかったんだけどにわか雨の直後だったらしく、ポイントの曲がり付近はそこそこ水量があり、いい感じのささ濁り。

「そかぁ、山では突然降ったりするんだなぁ」

と、川に足をつけてみると意外と水が冷たい。

お、これはイケるかもと、キャストしてみると、第1投目から生きの良いのがヒット。

なんか拍子抜けだ。

やる気はあるけど、ちょっと痩せてる。これも猛暑の影響か?

でも、まったく釣れないと思っていたのでウレシイ。

で、この少し上流でなんとなくルアーを流しているとデカイのが来た。

しかも引き上げようとしているルアーを水面から飛び出してガツガツとアタックしてくる強者! 水中でアタックしてきて見切って逃げるヤツはよくいるけどここまでガッつく奴は初めて。

思わず「うわっ!」っと叫んでしまう。

もしやと思い、2回目も同じルアーでダウンキャスト気味に流すとまた来た!

しかし、今度は軽くアタックして見切って岩影に消えた。

それからは何度か流してもダメ。

尺はあったよなー。と思いつつ、突然のアタックだったので少し大きくも見えたかなーとか、さすがに時間おいてもこれだけ叩いたらもう出ないだろうと思いつつその場は諦めることに。

そして数日後。

そういえばデカイのいたなぁ、と相変わらずの猛暑の中、同じポイントへ。

で・・・1投目にいきなり当たって、おおっ、と思ったらひさびさのニゴイくん。

状態の良い(笑)ニゴイだ。

それにしても暑いゼ・・・。

平地では35度を超えているという。

こんな時にアマゴ釣れるんだろうか?

足で感じる水の温度はそれほどぬるくはなさそう。ただ、微妙な感じだ。

ああ、今日も温度計を忘れてしまった。

などと思いながらふと上流をみると先行者の姿が。

しかもテンカラ師。

ああーこれは厳しい。

挨拶して帰えるかぁ、と思っていたら空模様が怪しくなってきた。

お、雨か。これはいいかも。

少し待って釣り上がるか、場所替えてもいいかもなぁ。

と思いながらキャストしたらなんか来た。

先日見たところよりちょい下流のポイント。

すぐに大物とわかったので、ドラグを緩めるとスルスルと糸が出てしまう。

ラインは4lbだけど、やや硬めのラインなので、岩に擦れたりするとパチンと切れそうで怖い。

狭い川幅と岩場の多い中、川下に逃げ始める。

いかん、川下には巨大な岩があってそれより下に降りることができない。

なので、ここで仕留めねば。

と思った時、魚はさらに川下へ逃げて落とし込みに潜り込んだ。

ついバランスを崩して僕も壺に落ちそうになる。

バレたか糸が絡んだが竿先の反応がおかしいと思ったが、またググッと引き始める。

淵壺で逃げ切ったと思ったのか一瞬魚の反応が止まっていたのだ。

ドラグがゆるすぎたのでやや強めるとダイレクトに竿先に力が掛かる。

いかん、切れるかも、と思ったら突然ジャンプするアマゴくん。

そこを耐えるとプハッと顔を出す。

ちょっと早いかと思ったが、これ以上下流に行かれるとまずいので強引に引き寄せる。タモを差し出すと以外とスルリと入ってきた。

「おっしゃ!!」

久々の尺上ゲット! アマゴGO!

35cmのしゅっとしたイケメンさん。

掛けたところが結構浅かったしこの猛暑でこの活性。

ここらへんのエサ、1匹で食べまくってたんじゃないかな。ヌシとまでは言わないけどやんちゃなボス? って感じの1匹。

そして、やっと新調したメジャー使えた。

ちなみに、この猛暑の中、他のポイントでは釣れる気がしない。

大物を狙うにはやっぱり雨がほすい!

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